ラーメンって飲んだ後のシメとか夜中に無性に食べたくなってしまう時ってありますよね。
2020年現在、西宮市には約70店舗ほどのラーメン店があるそうです。
そこで今回は、西宮市で深夜営業しているラーメン店2店舗とおススメの人気メニューを厳選してお届けします。
「ひるね」
「しぇからしか」
まずは、「ひるね」からご紹介します。
深夜3:00まで営業している「ひるね」
中華ひるね
住所:兵庫県西宮市本町8-12
電話番号:0798-35-8752
営業時間:11:00~3:00
定休日:日曜日
席数:約50席(テーブル8卓)
最寄り駅:阪神西宮駅 ~徒歩7分
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「ひるね」は創業が1968年の老舗中華店で、かれこれ50年以上にもわたって地元西宮っ子に愛されているお店です。
店名である「ひるね」はご察しの通り、お昼間は営業時間外で寝ているから「ひるね」となったそうです。
地元西宮っ子には「焼きぶたが美味しいラーメン店」として知れ渡っております。
お笑い芸人のたむらけんじさんも「ひるねの焼き豚のテイクアウトをしている」とテレビで言ってました。
昔は取材拒否のお店だったのですが、最近は解禁され色んなテレビや雑誌で取り上げられるようになっており、すっかり有名店になってしまいました。
また、昔は夜から深夜にかけて(17:00~3:00)の営業のみでしたが、数年ほど前から娘婿さんがランチ営業を開始されており、ランチ営業の時間帯は店名が「ひるま」と変わります(笑)
夜メニューにはないカレー、トンカツ、から揚げ定食などが食べれますよ。
「ひるね」は阪神電車西宮駅から南西へ徒歩5分ほどの国道43号線沿いにあり、西隣には「福男」で全国的に有名になった西宮神社(えびす神社)がありますのですぐに分かりますよ。
軒先の青色と赤色のネオンで「OPEN」と書かれたサインが点灯していますのでそれも一つの目印となります(笑)
駐車場につきましては、「ひるね」専用の駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用くださいね。
お店に入ると6名掛けのテーブルが8卓あり、テーブルの真っ赤な色が目に焼き付く、なんとも言えない台湾チックな独特の雰囲気を醸し出しているのが「ひるね」の特徴とも言えます。
キッチンスペースは客席と段差がありませんので調理風景が丸見えです。
家族経営のお店でありますのでスタッフのご家族であろう方々は、客席の隅のほうとは言えどお客さんから丸見えでご飯を食べたり、お菓子を食べたりと自由にしてらっしゃいます(笑)
調理スタッフのボスは高齢のシルバーヘアーが似合う角刈りの大将がメインで調理されています。
しかめっ面で一見、怖そうに見えますが、お話するとすごく人懐こく話してくれる方でビックリしますよ。タイソンも何度も大将とお話したことがあります。
それでは、続いて「ひるね」の名物メニューをご紹介していきます。
焼きぶたハーフ(¥650)
餃子(¥450)
チャーシューメン(¥700)
焼きめし(¥650)
焼きぶたハーフ(¥650)
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「ひるね」名物メニューです。
店先の扉にも「西宮名物」と謳われたポスターが張られております(笑)
国産の豚肩ロースを使用し大きな窯で長時間じっくりと焼きあげ、そのあと醤油や調味料、上質な昆布などが入った寸胴に入れ味をしみこませます。
タイソンが大将とお話している時に「焼き豚美味しいわ」と言うと「これ食うてみ!」と言って鍋から昆布を引き上げてそれを細目にスライスしたものに、ヤマイモのスライスも混ぜて出してくれました。
焼きぶたと昆布・ヤマイモを一緒に食べるとそれはもう最高の味わいでした。ビールが進む進む(笑)
カット幅は惜しみなく1センチはあろうかというぶ厚さでカットしてくれ、それが5枚ほど入っております。
肉肉しい身に甘いタレがかかっており最高の味わいです。
メニューにも書いてありますが、テイクアウトも可能です。(1人前400g ¥1,300円)
テイクアウトの焼き豚は店内と同様、厚切りの焼きぶたが10枚ほど入っております。
テイクアウトした焼きぶたには様々なレパートリーが書かれた紙が入っておりますので参考にしてみてくださいね。
タイソンも何度もテイクアウトしたことがありますし、「ひるね」の焼きぶたは西宮では有名なのでお土産としてプレゼントしても喜ばれますよ。
餃子(¥450)
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一人前4個入りです。
ご家族スタッフがテーブルで餃子を包んでいる作業姿がたまに見られます。
「ひるね」の餃子のアンは固めのほどよい弾力がある肉肉しい食感が特徴です。
皮はモッチリタイプですね。
噛むとほどよい弾力があり、ジューシーな肉汁もたっぷりでビールが進む一品です。
チャーシューメン(¥700)
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「ひるね」名物の焼きぶたの厚切りが3枚もトッピングされたラーメンです。
焼きぶたの他に茹でタマゴ、モヤシ、ネギ、海苔もトッピングされ具だくさんです。
通常のラーメンと同じくスープは醤油ベースですが、甘みが強く感じられる仕上がりとなっており、スープを飲むと分かりますが、フライドオニオンも調味料の一つとして使われております。
麺は黄色が強めの縮れ麺を使用しております。
大盛もできますが、肉厚の焼きぶたが3枚も入っているので、かなりお腹いっぱいになると思います。
最近、1,000を超すラーメンも出てきておりますが、チャーシューがどっさり入ったチャーシューメンが¥700で食べれるのは非常に良心的だとタイソンは思います。
焼きめし(¥600)
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家庭で作るような印象が強めの焼き飯です。
水分が若干多めのしっとりとした仕上がりで、薄めの中華味にほんのりとした甘みがあるのが特徴です。
この独特な味がたまに食べたくなる中毒性を持っております(笑)
具材は焼きぶたの細切れ、エビ、タマゴ、玉ねぎと比較的贅沢な具材が多い印象です。
大盛は結構なボリュームになりますので、ラーメンと一緒に注文する方は残さないよう注意してください(笑)
タイソンは若いころ、チャーシューメンと焼きめしの大盛りを注文してしまい、あまりのボリュームに食べきれなかったことがあります(ごめんなさい・・)
- 「ひるね」は深夜3:00時まで営業
- 「ひるね」のメニューはどれもボリュームたっぷり
- 名物の焼きぶたは必ず食べよう!
- 焼きぶたはテイクアウト可能
続いて、西宮市で深夜営業してるラーメン屋の2店舗目として「しぇからしか」とその人気メニューをご紹介します。
深夜2:00まで営業している「しぇからしか」
しぇからしか 仁川本店
〒 665-0061
住所 : 兵庫県宝塚市仁川北2-10-30
電話番号 : 0798-51-4400
営業時間 :
- 【月~土】11:00~翌2:00
- 【日】11:00~21:00
定休日 : 年中無休
アクセス:
- 阪急今津線 仁川駅より徒歩1分
- 仁川駅から111m
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「しぇからしか」は平成11年に阪急電車「仁川駅」から東へ100mほどの中津浜線沿いにオープンしました。
中津浜線沿いの仁川駅前の交差点にあるほそーいビルの1階に店を構えております。
ビルが細いので店内はカウンターから壁まで距離がかなり近く、お店に入って座るまで「カニ歩き」のような歩き方を強いられます(笑)
席数はカウンター11席です。
駐車場はお店のすぐ南にコインパーキングがありますので駐車場に困る事はないですよ。
今回、西宮市で深夜営業しているラーメン屋をご紹介しているのですが、厳密にいうと「しぇからしか 仁川店」は宝塚市ですが、西宮市との市境なのでご容赦くださいね(笑)
開店当時、阪神間には本格的な博多ラーメンというのまだまだ少なかったので「しぇからしか」のラーメンを食べた時は衝撃でした。
というのも「仁川駅」で下車したら、お店から100mは距離があるのに強烈な「とんこつ臭」を周辺に放っていたからです。
タイソンは最初この「とんこつ臭」がダメで呼吸を止めながら通り過ぎていたことがあります(笑)
しかし、店に入って本場九州の濃厚なとんこつラーメンを一口食べてすっかり「しぇからしか」の虜になったのです(笑)
「しぇからしか」は「仁川店」が本店でして、阪神間にかけて「東灘店」「梅田店」「西宮北店」「此花店」と5店舗を展開しております。
それでは続いて「しぇからしか」の人気メニューをご紹介します!!!
とは言うものの・・・「しぇからしか」のメニューは潔く「ラーメン」(¥680)「チャーシューメン」(¥880)の2種類のみです、実にシンプル!(笑)
この2種類のラーメンからキクラゲ・辛子高菜・のり・にんにくなどのトッピング具材を選んでいくというスタイルです。
「しぇからしか」では、タイソンは「チャーシューメン」をおススメします。
チャーシューメン(¥880)
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オーダーすると、30秒ほどで提供されます(笑)めっちゃ早いです!
遅くても1分以上は待ったことがないです。
冒頭でもお伝えしておりますが、強烈なとんこつ臭がラーメン鉢から放たれておりますが、この臭いこそがたとえ満腹でも食欲をそそられる悪魔の香りと化します(笑)
ビジュアルは茶色ベースのこんこつスープの上にチャーシュー、ネギ、のりが1枚とシンプルな構成です。
補足情報ですが、「しぇからしか 西宮北店」はキクラゲが最初からトッピングされているので少しお得ですよ。
通常の「ラーメン」ではチャーシューが申し訳ない程度しか入ってなく、チャーシューは後からトッピングできないという仕組みになっておりますので、タイソンは是非ともチャーシューメンをおススメします。
スープは、少し粘度のあるとんこつ醤油スープで、提供された時点では少し泡立っているくらいで濃厚さをアピールしており、一口スープを飲むと悶絶級の美味さが口の中に広がります。
醤油ベースのラーメンダレ、オイル、科学調味料を入れたラーメン鉢にアツアツのとんこつスープを注ぐ構成となっております。
「しぇからしか」のチャーシューは少し独特でして豚バラ肉の極薄スライス状のものがトッピングされております。
味気ないかな?と一瞬思うものの、スープの味を変えないように、わざとスープの味と同じ味にして炊き上げているのです。
ホロホロの食感ですので、バクバク食べられ「しぇからしか」のチャーシューも一回食べだすとクセになりますよ。
麺は細目のストレート麺ながらしっかりとした食感が特徴です、硬さは「バリ・カタ・普通」3種類から選びましょう。
比較的「バリ」を注文する方が多い印象ですが、タイソンはあまり「バリ」を好みません。
なぜかというとスタッフさんによっては芯が茹で上がりきっていない場合があり、小麦の生の食感が残るのが残念ですし、「バリ」はあまりスープを拾いません。
ですのでタイソンは最初は「カタ」でオーダーします。
そして替え玉をするときは「普通」か「やわ」でオーダーしてツルツルの食感を楽しみます。
「替え玉」ですが、昔はワンコイン100円でお手軽だったのですが、2020年現在は120円と少し値上がりしたのが残念ですね・・・
替え玉を2回以上する場合は大抵スープが薄くなっていますので、カウンター上にある「ラーメンダレ」を入れて濃さを調節してくださいね。
ラーメンダレは濃いめのダシ醤油のような味です。
また、カウンターには入れ放題の「すりごま」「紅ショウガ」が置いてありますのでドンドン利用しましょう!
タイソンの食べ方として一杯目は提供されたまま食べ進め、替え玉をするときに「すりごま」をたっぷりと投入して楽しみます!
- 「しぇからしか」は深夜2:00まで営業
- メニュー構成は「ラーメン」「チャーシューメン」の2つのみ
- 強烈な「とんこつ臭」にびっくりするが慣れると病みつきの香りに
最後に
以上、タイソンが西宮市で深夜営業してるラーメン屋とおススメの人気メニューを紹介しました。
西宮市には多くのラーメン店はありますが、深夜まで営業しているお店って意外に少ないんですよね。
50年以上営業している老舗の「ひるね」、平成11年にオープンした「しぇからしか」どちらも西宮市では大人気のラーメン店ですのでどちらのお店にも行ってみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回も「タイソンの阪神間を食べ歩きBLOG」でお会いしましょう!