吉本興業に所属する芸人が起こした「闇営業」問題で、経営陣を厳しく糾弾した加藤浩次さん。
約2年後に加藤浩次さんが担当していたレギュラー番組が立て続けに終了することになり、世間では恨みをもった吉本興業側が加藤浩次さんへの「粛清」が始まったなどと言われております。
そこで今回は、
吉本のエージェント契約の問題点はどんなものなのか?加藤浩次の次に粛清される芸人は誰なのかについて迫ってみました。
吉本エージェント契約の問題点は?
会社に縛られることなく仕事のスケジュール管理やギャラの「取り分」がある程度、芸人自身で選べる「エージェント契約」制度。
しかし、吉本興業によってはクライアントからのギャラの「取り分」が今までより減ってしまいます。
吉本興業も「商売」をしている以上、「エージェント契約」に変更した芸人より、「専属契約」をしている芸人のほうに肩入れしてしまいますよね・・・
また、2021年1月に吉本興業とエージェント契約しているタレントについて、吉本興業所属時代の映像のすべてについて、日本音楽事業者協会の管理対象外となると通達があったようです。
これがどういう意味かと言うと・・・
「日本音楽事業者協会」とは、吉本興業を含め、日本の芸能プロダクション100社以上が加盟する最大手の業界団体。
タレントの肖像権などの管理が主な目的のひとつである協会。
映像の再放送や商品化などの使用に関して、テレビ局は「日本音楽事業者協会」にまとめて申請すればよかったが、個々に確認を取らなければならなくなった。
例えば「ハリセンボン」で申請すると、吉本とマネジメント契約が続いている「箕輪はるか」の申請は受け付けるが、「近藤春菜」に関しては直接、近藤春菜個人が雇っている現在のマネジャーに連絡を取ってくれと拒否されるのです。
つまり、テレビ局のスタッフさんが今まで気軽にできていた事務手続きが複雑化して、余計な仕事が増えてしまうという現象が起こるようですね。
このような制度では、「エージェント契約」した芸人に対して、テレビ局からの依頼も自然に減ってきてしまいますよね・・・
- 吉本興業サイドの「取り分」が今までより減る
- テレビ局サイドはエージェント契約した芸人を使いづらくなる
- 吉本興業から契約を解除されると、「吉本芸人」ではなくなる
吉本興業の「口頭契約」だったという何とも古い雇用上の問題もあったことは事実ですが、「エージェント契約」は会社・テレビ局・芸人自身それぞれにメリットがなさそうな制度に思えてきますね・・・
加藤浩次の次に粛清される芸人は?
加藤浩次さんが先頭をきって契約した「エージェント契約」
現在、吉本と「エージェント契約」をしているのは以下の芸人たち。
- 近藤春菜(ハリセンボン)
- 友近
- たむらけんじ
- 田村亮(ロンドンブーツ)
- バッファロー吾郎A
- 川原克己(天竺鼠)
そのなかで、次に粛清されたのが近藤春菜(ハリセンボン)です。
近藤春菜は、日本テレビの情報番組「スッキリ」でコメンテーターを担当しておりましたが、吉本興業の「闇営業問題」で加藤浩次と一緒になって吉本興業をあからさまに「批判」していました。
「加藤派」である近藤春菜は、加藤浩次の次にエージェント契約に変更していたようです。
そんな近藤春菜は、2021年3月に「スッキリ」を降板することになっております。
吉本興業サイドは否定するでしょうが、世間的には「粛清」だという見解が多いようです。
まとめ
吉本エージェント契約の問題点は?加藤浩次の次に粛清される芸人は?と題してお届けしました。
加藤浩次さんが導入した「エージェント契約」ですが、様々な問題を抱えている事が判明しましたね。
2021年3月現在、「粛清」された芸人は加藤浩次・近藤春菜の2人ですが、他の「エージェント契約」をした芸人も怯えているかもしれません・・・
たむらけんじさんも「少し怖い」と本音を出しております。
少しでも吉本興業の「エージェント契約」問題がいい方向に進むように祈っております。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!