囲碁界で小学生プロとして一躍有名となった仲邑菫さん。
仲邑菫さんは初段の階級ですが、2021年3月15日(木)に東京都千代田区で開催された第28期阿含・桐山杯予選Bで松原大成六段(48)を破り、史上最年少の12歳で二段昇段を決めさらに話題となりました。
なんと52年4ヵ月ぶりの記録更新となる快挙です!
そこで、今回は仲邑菫(なかむらすみれ)の出身や家族構成はどういったものなのか?
また、12歳の小学生が囲碁についてどんな勉強法をしているのか気になりませんか?
そこで今回は、「囲碁の仲邑菫(なかむらすみれ)の出身や家族は?気になる勉強法も?」と題して調査してみました!
仲邑菫(なかむらすみれ)の出身や家族は?
仲邑菫さんは大阪府大阪市此花区が出身です。
家族構成ですが、父親・母親の3人家族で、両親ともに囲碁の経験者です。
父親は「仲邑信也(なかむらしんや)」さんという方で、プロの囲碁棋士さん。
9段の段位を持っており、かなりの腕前という事がわかりますね。
母親は「仲邑幸(なかむらみゆき)」さんという方で、囲碁のインストラクター経験者。
アマチュアでもかなりの実力の持ち主のようです。
さらに母親の仲邑幸さんの父親は囲碁の関係者で妹の「石井茜」さんという方はプロの棋士をしており3段の段位をもっているというのです。
仲邑菫(なかむらすみれ)の気になる勉強法も!
わずか12歳で最年少2段の段位を持つことになった仲邑菫さんですが、囲碁はどのようにして勉強したのか気になりますよね!
①「モンテッソーリ教育法」で育った
仲邑菫さんはモンテッソーリ教育を実施している幼稚園に通います。
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。
モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。その目的を達成するために、モンテッソーリは子どもを科学的に観察し、そこからえた事実に基づいて独特の体系を持つ教具を開発するなどして教育法を確立していきました。その教育法の確かさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの面からも証明されています。
100年以上経った今でも時代や文化の違いを超えて世界中で支持され、現在世界140以上の国にモンテッソーリ実践園が存在しているといわれています。そしてその実践の中から世界をリードする人々が数多く育ってきています。
日本では教育の自由化がなされていないため、小学校以降の義務教育にモンテッソーリ教育を取りいれることが難しく、そのため乳幼児期のための教育として受け取られることが多いのですが、アメリカやヨーロッパでは小学校から大学まで準備されているところもあります。
モンテッソーリ教育では、0歳から6歳までの乳幼児期を発達段階の特徴から0歳から3歳までの前期と、3歳から6歳までの後期に分けて考えています。そしてそれぞれの発達段階にあらわれる敏感期を背景に教育環境が用意されています。敏感期は、自己教育力の具体的なあらわれといえます。敏感期とは、自分の成長に必要な事柄に対して敏感になり、環境の中から子ども自身が選び出して熱心に取り組みながらその対象を難なく獲得する時期をいいます。
モンテッソーリ教育法を受けた著名人ですが、
- 日本ではプロ将棋棋士である藤井聡太
- Google創始者であるラリー・ペイジやセルゲイ・ブリン
が受けてきたようで、まさに天才を養成する教育法であるということがわかりますね!
②家にテレビがなかった
仲邑家が大阪に引っ越ししてくるさいにテレビは捨ててきたエピソードがあります(笑)
「大阪に引っ越したときにテレビは捨てた。もともと見ない。
碁の勉強をするのに、あまり必要ないかなと。」
と、母親の仲邑幸さんが会見で発言していたようです(笑)
独特の教育法を受けさせたり、テレビを見させないという独特の教育が仲邑菫さんという囲碁の天才を生むきっかけになったんですね!
仲邑菫さんのご両親、さすがです!
まとめ
今回は、「囲碁の仲邑菫(なかむらすみれ)の出身や家族は?気になる勉強法も!」と題してお届けしました。
今回の調査で、仲邑菫さんは両親の英才教育とモンテッソーリ教育法というかなり独特な教育を受けて育ってきたことが判明しました!
また、仲邑菫さんの両親は、仲邑菫さんのことを
- かなりの負けず嫌い
- 気が強い
- きつすぎる
という性格だと発言しておりました。
プロの世界ですから、負けん気が強くないと上には上がっていけませんので当然のことでしょう!
事実、対局した大人のプロに対し、
『非常に落ち着いており、とても小さい子どもとは思えない、盤上にしっかり構想を立てていて、非常に難しい局面でも高い対応力を持っていた。
と、言わしめるほどです!
仲邑菫さんは今後成長するにつれてますます、すごいタイトルを獲得していくことに期待しております。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!